自分の「これだ」という
世界に通用する武器を見つけたら、
無敵だと思うが、
それを見つけることが難しい。
果たして、そうだろうか?
難しいからこそ、何か出来ることを
探すのであって、難しい、と言って
逃げていい理由にはならない。
妥協して生きていい理由にはならない。
しかし、それはまた、
妥協して生きた経験から
言えることでもあるので、
妥協して生きることもまた、
決して無駄ではないのだ。
芯があること、それさえあれば。
光さえ自分で消してしまわなければ、
どんなに時間がかかってもいい、
という覚悟がある限り。
そして、大きな気付きに出会う。
自分自身で、充実し、満たされていること。
そして、その充実感を、
大切な出逢いの中で、
更に、磨きをかけて
いけるように、自分を更に高める。
私は、レッスンを開くことで、
繋がる大きな夢がある。
それは、自分のスタジオを
持つことだ。
そのステップの中には、
フランスではないところで
成長する時間もあるだろう。
そして、いつか、自分で
築き上げたスタジオを、
どこかに預け、自分の
拠点をまたフランスに戻し、
若手の育成に更に力を入れる。
アジアの世界に、オペラが
もっと身近で、親密になり、
今のように、日本人だから
難しいだとか、そういう
壁が少しでも低くなり、
誰もが、それぞれの国籍で
堂々と歌っていけるような
そんな世界になる一歩を、
私は、今、始めているのだと
思っている。
過去にそうして、大きな壁を
命を削って登ってきてくださった
先輩方の道を無駄にしないためにも。
どんなことも、自分にとって
大切なステップのひとつである。
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Sayuri ARAIDA HP
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