2015/08/31

一点に集中させる

自分がどうありたいか、

それを、しっかり持つこと。


私は、このことに集中しています。



私は、とにかく、
自分が心地よくあること。


誰かのためでもなく、
誰かが褒めてくれるからでもなく、
誰かが必要としているからでもなく、



自分が自分に負けないこと。


これが、一番、心地いいです。


もちろん、私のように生きていると、


わがままだと言われたり
自分のことしか考えていない
あるいは、

とてもラッキーでうらやましいことと


嫉妬の言葉をかけられたりもします。

(そのトーリですね!笑)

それでも、私は、
私がどうありたいかを貫きます。


そして、そんな私を
心から大切にしてくれ
愛してくれ、認めてくれる

その人たちの言葉を
耳に入れ、深く受け入れます。

そして、ありがたいことだと、
本当に、そう思います。


それが、私の愛です。


心地良いことを、求めることは、
ある意味、わざわざ苦しい道の
選択かもしれないけれども


一見、苦しい道のように見える道が



実は、一番心地良いことへの
輝く道だったりするものです。


苦しい道、万歳!


と言うわけで、
三つの異なる仕事に感謝し
フランス語の勉強も
子育ても、頑張って行きます。


逃げるは、心地良くないです。

ハイ^^


そう、逆の発想の方が強いです。


逃げたくないのです^^


こんな心地悪いこと、ありませんから♪


2015/08/30

家族

先ほど、ノルマンディー地方から
主人の両親と、息子ら二人が帰宅しました^^




私は、一週間、単独Marmandeへと行ってましたし
主人は、いつも通り、仕事していたので、


家族が揃うのは、実に、、、
どれくらいぶり?でしょうか笑



息子二人とも、こんがり焼けて
ニコニコ元気に帰ってきました。







マイペースな主人のお陰で、
ぶれることのない、私たち家族。



家族が、元気で、生きていること。

息子たちが、元気であること。



もう、本当に、これが何よりも
ありがたく、幸せだと思います^^

一番の幸せです。




そう思える、今に、心から
感謝をいたします。


いつもありがとうございます。




2015/08/29

努力の本当の恩恵

普段、私が努力を楽しみながら出来るのは、

その積み重ねた努力が、心を鍛え、
日常生活に輝きを放ってくれるのを知っているからです。


そして、鍛えられた心と
輝く日々に、素晴らしい出会いが訪れます。


いつ、とは解らなくとも、
必要ならば、必ず訪れる
出会い、チャンスに、


堂々と戦っていける鋼の鎧を


コツコツとつくりあげているのです。



それが、努力です。


9月から、新しいことが
動き出しますが、それは、
すべて、つながっている
いつかの、出会いのため
チャンスのために^^



ところで、コンクールは、
実力の半分も出せず
あっけなく過ぎ去りました。




以前のバスティーユのオーディションを
思い出します。

オーディション会場すら行けず、
ひたすらに落ち込んだのです笑

当時は、命をかけていたかのように
取り付かれていたバスティーユでしたので笑


執着とは、視界を狭くします。


今回の、コンクールは、
のびのびと、必要なことを
学んだような気がしてなりません。



そして何よりも、そうやって
経験できることに、感謝しています。

コンクールを受けるにあたり、
子供たちを預かってくれた主人の家族、
本当に、心から感謝です。



努力を続けている人にならわかる、
チャンスと出会いのタイミングを、


今は、その通りに決まっているということで、


わくわく、と続きを待っています。

これが、努力の恩恵です。


私は、努力を続けます^^

2015/08/24

本当に幸せだと気付く心

一分一秒の過ごし方が、
私の未来を創るのですから、
私は、なるべく、心を平安にしています。


何が起きても、
大丈夫、生きてるだけでまずOKだから。


と、呼吸することができること
歩けること、見えること
聞こえること、味わえること
触れること、感じられること


五体満足であること、
健康であり、心臓がバクバクと
動いていること、

何もかもに、感謝をしています。


今日は、Corentinとの合わせも無事に終わりました。
録音日を決めて、一緒にサンドウィッチを食べながら、
私の拙いフランス語を一生懸命聞いてくれる優しい人です。

本当に、感謝です。
ありがとう。


雨の中、ハイヒールが壊れたので、
帰りがてら新しい靴を探しに、GUESSEのお店へ。


私は、このお店の靴が好きです。

雨だから新しい靴をおろすのは。。。と、思いましたが、
踵をすっぽりと囲み、まったく脱げない安定感に惚れ
速攻買ってしまいました。


いい靴に出会えて、ラッキーです。


明日は、朝からモンパルナス駅へ行き、
4時間ほどボルドー地方までTGVで南下。


Marmendeという街で行われる
国際コンクールに参加してきます。

戻るのは、日曜日。




日曜日、やっと待ちに待った
家族が揃う日です^^


と、先のことを考えるよりも、
今を生きましょう。


本当に、幸せであると、
心から感謝しています。
素敵なハイヒール^^



2015/08/23

今ここに居る幸せと共に

久しぶりの更新になります。


一つ前の記事を書いてから、
パソコンから離れた生活をしておりました。


いつものように、ノルマンディー地方にある
主人の別荘で、主人の両親と子供たちの
5人で、過ごしていました。



有難いのは、この約二週間のバカンスで、


私は、練習に集中する時間を
毎日二時間は確保することができたことです。


子供たちと両親に感謝しています。


更に、今回は、別荘の増築工事が終わったばかりの
新築で、とても清清しいエネルギーと共に、
寝食できたことも、本当に有難いと思っております。


増築の計画は、かれこれ二年ほど前から
始まっていましたが、建築家である両親の
コツコツと地道にその時その時出来ることを
やっている姿が子の夏、形になったのです。


実際に、新築のレセプションも
このバカンス中にあり、友人ら
8組のカップルがお祝いにかけつけてくれていました。

人との繋がりを大切にしている
愛に溢れる両親二人の、さすがは友人と

みなさん、本当に心地よいエネルギーを
放っておりました。

そして、口そろえて、
『BRAVO! Félicitation!』
とハグをして、ビズをしていました。


そして、そのフランス人たちと話すことと言えば、
やはり、仕事の話となります^^


仕事と家族を両立させ、
家族ひとりひとりが、自立していることが
誇りのフランス人ならではのことだと思います。


そこで思うのは、私にも変化が起きているということでした。


毎年、バカンスシーズンで、
家族と対面するたびに、
『Sayuri、次はいつ歌うの?』
と、仕事の話しをふられるのですが、

『学校関係の演奏会が二つほど毎月・・・』
と、応えるも、果たしてそれは仕事と言っていいのか?

という感じでしたが、

今年の夏は、堂々と

『ええ。今は2つの契約があります。』

と、いえたこと。
『ベルギーとデンマークです。』

更に、日本に居たときに勉強していたこと。
それは、歌を教わりたいと言ってくれている人が
たまたま一人いるので、しっかりと
教えたいということも、話しました。


仕事のビジョンが自分だけでなく、
話している相手とシェアできることの
楽しさを、今まで以上に味わったのです。


この感覚は、自分の変化を確信しつつ
更に、自分の変化が正しい方向だという
何度でも、感動する感覚です。

そして、更にここから、努力を怠らずに、
しっかりと、精進していくことに集中し
眩しい光に向かって行こうと思います。



そう言えば、Parisに着いてすぐに、
Clémentとの合わせがありましたが、
10時からのことろを11時からと勘違いしていたClément。

その一時間で、18区界隈をお散歩。
その時に初めて、サクレ・ケールを訪れました。
真夏日で、とても暑かったですが、
そこから見るParisの街にうっとりしました。

この街の全体像を、飛行機からも見ましたが
エッフェル塔をはじめ、セーヌ川と
美しい建物と、美しい人々で形成されている
この街が、大好きです。


明日は、若き作曲家Corentin Boissier
以前約束していた新作へとりかかる日です。

Corentinとの美しき約束の記事は
少しずつ広がる愛~にあります。


今、ここに居て感じている
この私の熱い熱い命が、
美しい世界を求めて動き出している。


変な話ですが、
私は、その命に身をゆだねています。


私は、私のできることをしていくまでです。


本当に幸せです。


感謝の日々です。

ありがとうございます。



  


2015/08/10

一生懸命あるのみ

9日の16時に、シャルルドゴール空港
無事に、帰宅いたしました。


今日は、早速、9月の演奏会の
プログラムを決めるにあたり、
何曲か歌いましたが、


10曲ほど、バロック時代
から現代までの(1600年代~現在)
曲を、新しく渡されました。


一ヵ月後に、演出も加わり、
9月19日に、本番を迎えます。


今回の主催者である
ClémentとAlexという
コンビとの仕事は、
かれこれ6年続いています。


そして、Parisのいたる場所で
歌ってきました。


なので、今回も、Parisでしょう、
何時からですか?

なんて聞いてみたら。


Clémentから
『あはは、Bozarって言ったでしょ』
と、笑われてしまいました。

私は
『Bozar?ってなによ。どこでしょう?』
と聞いたら

『ブリュッセルだよ』
と、更に笑われて。

私は
『ブリュッセル?どこでしょう?』
と聞いたら

さすがに、説明が必要だ!と
感じ、インターネットで写真を見せてくれました。


ベルギーだよ』

と。


ぬけてます。私。


そして、演奏会の会場が、
palais des beaux-artsという場所でして、

それもまた、写真を見せてくれました。

ここ。


そして、何かのフェスティバルだそうで、
19時から朝の1時まで、音楽三昧で
全部、出ずっぱりだそうです。


それだから、新しい曲、年代も大幅で
10曲も増えるわけですね!
と、思っていたら、

で、プログラムのフィナーレは


『ここで歌うんだよ。』


ニコ。


と、言われました。


私は、めまいがして
実際に、倒れ掛かったのですが、
背中に壁があったので
倒れませんでした笑



ドキドキと、
私にできるのかという不安と


色々入り混じって


『C'est bien !(いいですね!)』
としか言えませんでした。




求められていることと、
自分の実力が合っていない気がする。


そんなことも思い、
9割がた、そんなことを思い・・・


Clémentとさよならしたあと
私は、メトロに揺られながら
どうしたらいいかを考えました。



どうしたらいいもなにも


答えは決まっています。


やらねばならぬのです。



一生懸命あるのみです。



実力が足りないなら、
努力で補うしかない。


実力がなければ
仕事の話はこないでしょう、という


レベルではなく、

仕事でもっともっと
実力を磨いていく
ステージに来たのでしょう。



わき目もふらず、
やるしかないです。

(日本にいるとき、
『作詞作曲で歌を作ってみようかな~』と
思ったりもした。笑)



頑張ります。

2015/08/06

濃厚な時間と共に

コツコツと進めていた勉強が
何とか一通り、終わりました^^


毎日、日本酒でワイワイの
我が家ですが笑


どんなにお酒が入っても
しっかりと勉強をし、


ノートの文字が
踊っていることもありますが、


教科書をパタンと閉じたときの
何とも言えない達成感。



これを基盤にして、
歌がどんどんと進化していくのです^^


進化を約束できるという
確信があるほどまでに、
今回の勉強はとても大きなものでした。


逆に、この基盤を
『漠然とした』考えのみで
やってきた自分・・・
よくやってきたな、、、と
思うくらいです。


今回手をつけた知識とは
本当に大切な項目でした。



たとえて言うならば、
紙一枚の表と裏のどちらにいるかというくらい。

表は、これからぐんぐんのびていくけれど
裏は、伸びようとしても、紙があってつっかかる。


しかしその差は、1ミリにも満たない
うすい紙一枚のみの差。


自分の身体の構造を勉強していたわけですが
そこが、クリアになった今、

骨ひとつひとつ
筋肉ひとつひとつ
内臓ひとつひとつ
組織ひとつひとつ

できること、できないこと
すべきこと、すべきでないこと
繋がっているか、繋がっていないか

すべて、自分の意志で
素早い判断ができます。


ワンフレーズ歌うのに、
呼吸はどこをどう使って
声はどこから、どのように響き
身体はどこで支えて
骨は、筋肉は内臓は、どう
影響を受けているのか。

歌詞は、舌と口蓋と唇で調整し
目をつりあげたり、
笑うように頬を持ち上げたりしても
歌詞の明確さには何の
アプローチもできないこと。

つまり、歌詞の明確さと
表現は、別物だということ。



歌う、表現する、舞台に立つ上で

これからは、実践を続けて行きます。


昨日は、鎌倉近代美術館に
行って参りました。



そこで、『白樺派の愛した美術』という
書物を購入しました。

1900年代、どのようにして
海外の画家たちの作品が
選ばれ日本に紹介されたのか。

ゴッホ、セザンヌ、ロダンなどとの
手紙のやりとりの記録。

日本の美術とは何かという
当時の若者たちの希望。

どの時代にも、
世を変えたい、良くしたいと
ひとのために、身を粉にして
戦っていた人々がおり、


野蛮なことだと非難されても
自らの感性と軸を信じて
貫いた人々の
後に、革命と言われるような
エネルギーの集結を感じ取ることができます。


書簡の記録を拝見していると
それら、すべて、人間なのです。

何が言いたいかと言うと。


特別に選ばれた人とか
聖なる人種とか、そういうことではなく。


普通の人間。


衝撃を受けるというか何というか。。


凄い人なのに普通で
凄い人だから、世の中を変えていて。


かといって、己を
『我は凄い』とは言っておらず。


そこに、美しさがあるような気がします。


自然のような、壮大なエネルギーを
感じます。


ぞくぞくしながら、
白樺派の資料に耽り

100年たっても、
生き続ける彼らの精神を
受け継いで、
私も芸術家として


精進して参ります。


ここが、スタート地点!

得た知識を使って
実践を充実させていくのみです。

2015/08/04

人生を創造する人

思いが形となる。

その思いに溢れた世界に
生きる私たちは、
形から思いを受け取り、
その思いを、また
それぞれ形にしていく。


その繋がりによって
今、ここにいる者が
進化を更に後へと続くように
つなげている。


日本に来て、
僅かなことに、とても
感動する。


日本人というのは、
本当に、心の芯に
光をもつ人々が多いと感じる。


ただ、それを、
眠らせている人が多いのも確かだ。

そのひとりひとりの
光を駆使しなくとも、
明るい人生が用意されているからか。


日本人は、世界に通用するし、
世界を創る存在のひとりだ。


それは、みな、そうであるけれども。





だから、己のそれぞれの
眠っているひかりが目覚めたときに


人生を創造するという
自覚と出会い、変身する。





その時に、
手放すこと
耐えること



孤独になること



そういったこととも
出会う。




自己満足の世界から


認められていくという道に。


甘い囁き、
眠りを誘い、眠ってしまうのか


それとも、創造していくのか。


それも、自己の選択である。


まもなく、フランスへと戻ります^^



2015/08/01

ブログを書くこと

勉強を進めて行くうちに
大きな壁にぶち当たります。


何でもそうですが、
終わりが見えず、
はたして、ゴールはあるのか?


そんな時があり、
その考えに心が折れそうになる。


そんな大きな壁とぶつかるのです。


今、その波と風が壁にさえぎられ
つばさを広げても、意味がない

むなしい感覚に陥り始めました。



ここで、どのような行動に出るかは
物事にもよりますが、
今回の、この勉強は

何よりも、自分のためであり、
自分と向き合うための知識を
増やしているのです。


今まで持っていた土を
深く掘り、とにかく耕しています。


その深さが、勉強を進めるにつれ
果てが無いことにうすうすと
気付き始めました。

それと、私の記憶力との戦いです。

繰り返しやっていくしかありませんが、
苦しくなってきたところです。


こんな時、無性にブログを書きたくなるのです^^


そして、思い出すのです。


心を無にして、やってきた自分を。
心を無にするとはどういうことだったかを。


苦しい時、出口を探したくなりますが、
出口は、面白いまでに、

自分の中にあることも、思い出します。


それらを、思い出させてくれるのが
ブログです。

気分転換、ということです^^



という訳で、勉強を続けます。

精進精進。