一つ前の記事を書いてから、
パソコンから離れた生活をしておりました。
いつものように、ノルマンディー地方にある
主人の別荘で、主人の両親と子供たちの
5人で、過ごしていました。
有難いのは、この約二週間のバカンスで、
私は、練習に集中する時間を
毎日二時間は確保することができたことです。
子供たちと両親に感謝しています。
更に、今回は、別荘の増築工事が終わったばかりの
新築で、とても清清しいエネルギーと共に、
寝食できたことも、本当に有難いと思っております。
増築の計画は、かれこれ二年ほど前から
始まっていましたが、建築家である両親の
コツコツと地道にその時その時出来ることを
やっている姿が子の夏、形になったのです。
実際に、新築のレセプションも
このバカンス中にあり、友人ら
8組のカップルがお祝いにかけつけてくれていました。
人との繋がりを大切にしている
愛に溢れる両親二人の、さすがは友人と
みなさん、本当に心地よいエネルギーを
放っておりました。
そして、口そろえて、
『BRAVO! Félicitation!』
とハグをして、ビズをしていました。
そして、そのフランス人たちと話すことと言えば、
やはり、仕事の話となります^^
仕事と家族を両立させ、
家族ひとりひとりが、自立していることが
誇りのフランス人ならではのことだと思います。
そこで思うのは、私にも変化が起きているということでした。
毎年、バカンスシーズンで、
家族と対面するたびに、
『Sayuri、次はいつ歌うの?』
と、仕事の話しをふられるのですが、
『学校関係の演奏会が二つほど毎月・・・』
と、応えるも、果たしてそれは仕事と言っていいのか?
という感じでしたが、
今年の夏は、堂々と
『ええ。今は2つの契約があります。』
と、いえたこと。
『ベルギーとデンマークです。』
更に、日本に居たときに勉強していたこと。
それは、歌を教わりたいと言ってくれている人が
たまたま一人いるので、しっかりと
教えたいということも、話しました。
仕事のビジョンが自分だけでなく、
話している相手とシェアできることの
楽しさを、今まで以上に味わったのです。
この感覚は、自分の変化を確信しつつ
更に、自分の変化が正しい方向だという
何度でも、感動する感覚です。
そして、更にここから、努力を怠らずに、
しっかりと、精進していくことに集中し
眩しい光に向かって行こうと思います。
そう言えば、Parisに着いてすぐに、
Clémentとの合わせがありましたが、
10時からのことろを11時からと勘違いしていたClément。
その一時間で、18区界隈をお散歩。
その時に初めて、サクレ・ケールを訪れました。
真夏日で、とても暑かったですが、
そこから見るParisの街にうっとりしました。
この街の全体像を、飛行機からも見ましたが
エッフェル塔をはじめ、セーヌ川と
美しい建物と、美しい人々で形成されている
この街が、大好きです。
明日は、若き作曲家Corentin Boissierと
以前約束していた新作へとりかかる日です。
Corentinとの美しき約束の記事は
~少しずつ広がる愛~にあります。
今、ここに居て感じている
この私の熱い熱い命が、
美しい世界を求めて動き出している。
変な話ですが、
私は、その命に身をゆだねています。
私は、私のできることをしていくまでです。
本当に幸せです。
感謝の日々です。
ありがとうございます。