2017/01/25

昨日のアトリエにて

昨夜は、CALYP主催のアトリエに参加。
(Centre d'Art Lyrique de Paris)





今度の夏に予定されている、
ルーアン地方公演
オッフェンバック作、
オペレッタ『天国と地獄』の、
稽古のひとつであるアトリエ。





エウリディーチェ役の稽古の前に、
舞台を使ってのお稽古でした。





どんなことでも、大好きならば、
全力でやるべき!と気合を入れ、
Paris、11区にあるテアトルに行った。





小さな、テアトル。
とても寒かったです。





こういう時、動きやすい恰好で行きます。
黒の上下、って感じです。





さて、まず、身体を温める。
パントマイムを使っての柔軟体操、
架空のボールを使っての筋トレ等。




次は、脳を温める。
参加者全員の顔と名前を瞬時に覚える。





脳と身体を同時に温める。
1~7までの番号に、
1、疲労
2、バカンス
3、エコノミー
4、探索
5、発見
6、怒り
7、爆発
といういキーワードがあり
言われた番号の言葉を
歩き方で表現する、というもの。





番号から言葉を思い出すこと、
そこから表現へと身体を動かすこと
これは、パニックになりそうでした。





そんな準備運動が終わったら、
フランス語の即興劇。




4人ずつグループになり、
いつ、どこで、誰が、何をした
を、一人ずつ言っていく。
順番は決まっておらず、
思いついたら物語が進むように
話し出すが、他人とかぶらないこと。




これは、周囲への注意力と呼吸の勉強。




それから、舞台にあがり、
言葉無しの即興劇、パントマイムではない。
笑い声や、音は出していい。




とある夜会に誘われた4人。
豪華な内装のある邸宅に着くが、
まずは、アペリティフを、と
これまた豪華なサロンに通される。





そこから、即興劇が始まる。




待ち続ける知り合いでない4人、
たばこを吸う人、
ウェルカムドリンクを飲む人
壁の絵画を見る人、
椅子に座ってイライラする人、




誰が決めた訳ではないが、
物語が始まっていく。




これは、想像力と表現の勉強。





また、客席には、他のグループが
その劇を見ているというところから、
緊張感も生まれてくる。




そんな内容のアトリエ二時間、
楽しく、真剣に参加してきました。





私は、フランス語の即興劇で
思いっきり焦り、萎縮しました。
余裕を持つこと、つまり、
しっかりと準備をすることは
とても大事ですね。








昨夜の帰り道、オペラ座。




ちなみに、今はチラチラ雪降ってます、
寒いです。





次回は、2月21日です。





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