今日は、夜、主人に次男をまかせ、
今度の二月に四歳になる長男を連れて、
オペラ・ガラコンサートに行ってきました。
今夜のオペラ・ガラコンサートは、
普段共に勉強している学生のコンサートで、
音楽院が企画したものです。
客観的に舞台を拝見するとても良い機会なので、
学生のコンサートと言えども、本気で見ます。
息子も、おとなしく聞いてくれており、
すっかり、演奏会に集中し、
素敵な夜を過ごすことができました。
その中でも、曲それぞれの
エネルギー対演奏家のエネルギーについて
考えていました。
音楽は、芸術であり、計算尽くされた
美学の記がそれであり、
演奏する者もまた、芸術家であり、
計算尽くされた美学を表現しなければなりません。
今まで私は、それを、
音楽とのぶつかり合い、と思っていましたが、
そうではなく、
共鳴なのだ。
と思いました。
だからこそ、伴奏である、ピアニストを
尊敬し、楽譜を尊重し、作曲家を尊敬するのです。
舞台に立ったときに、それが成立している感覚があると
神がかりのオーラを纏い、魅惑的な世界へと導かれます。
そして、大切なのが、それらを超越して
客観的に呼吸と間が絶妙なバランスで操作できているとき、
『これぞ、美しい』
と圧倒されるのです。
私は、今まで、考えていたことよりも
はるかに視野が広がったように思い、
今後の歌に活かしていきたいと思いました。
出演者の皆様、ブラボー!
ありがとうございました!!