2016/11/28

ひとつの大きな疑問

時差ボケも回復し、
いつも通りの日常を
いつも通りの意識で
過ごそうと、月曜日が始まる。



鏡の前に、いつも通り立ち
いつも通りの運動を始める。



何だろう、疑問が湧いてくる。



『私は何のために歌っているんだ?』



鏡の前に映る自分を見て、
ニューヨーク公演中で
得た、何かを、感じている。



これは、確かに、
ニューヨークへ行く前、
二週間前にはなかった
何か だ。



そして、思うのである。



私は、何のために歌ったのだ?



今、ここにいる、新しい
感覚の中で生きる私は、




ニューヨークの舞台には
いなかったんだ。



なのに、今、ここに
いつも通りの日常に
ひょっこり現れた・・・



私は、いつも通りの日常を
磨くために、歌っているのか?



いつも通りの日常が、
歌を磨いているのか?



なんにせよ、歌は私と
共にあるのだろう。



次のノルウェー公演で、
この掴んだ何か得体のしれない
感覚を、出せるよう。




また、日々、コツコツの
努力の道が始まる。




有難いことだ。







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Sayuri ARAIDA HP




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