2015/07/27

最高の夏休み

息子たちの、最高の夏休みでありますように^^


とは言っても、私は毎日毎日
子供に対して本気です。


『○○でありますように』という
願いの前に、やるべきことがあって、
それが、親として子どもと本気で
向き合うことだと思っています。


その後で、良き日々であってほしいと
願っています。



また、私の両親は、
大の大の宝塚歌劇団ファンであり、
私もまた、影響を受け、
高校の頃~大学まで
チケットが取れたなら
観劇しておりました。



その両親の本棚にある、
夥しい数の宝塚の本。

その一冊に『おとめ』という
タイトルの本があり、
これは、一年に一回発刊し、
内容は、歌劇団員のプロフィール全集
なるものなのです。


その端くれに、創立者
故小林一三氏の言葉がありました。


清く、正しく、美しくの精神で、
少女歌劇を創立した方の言葉に、
思わず、感激してしまいました。

その言葉は、子どもを育てる
親にも、通じるものがあります。


つまり、小林一三氏曰く、


団員を愛しご贔屓してくださるのはありがたく、嬉しいが、
(その愛が、団員の道をはずさずに舞台に立たせるエネルギーとなっているから)
決して、物を与えて、団員の贅沢な心を目覚めさせないでほしい。
つまり、物資うんぬんで、愛するのではなく、精神で、愛してほしい。
身体を壊さぬよう、精神を高めるよう、そのように見守っていただきたい


そのようなことが書いてありました。
(大正12年に書かれたも原文を要約したものを読み、このように受け取りました)


今、私を含め、子どもたちの子ども時代とは、
物に溢れていて、なんでも手に入るような錯覚すら
してしまう時代を過ごす人が多いと思います。


あれ買って、これ買って
あれ食べたい、これは食べたくない



すべてすべて、当たり前のように、
与えられている子どもたちは、
親の世代、または祖父母、曾祖父母の
世代からすると、
子供には、できるだけ幸せでいてほしい
という気持ちから、与えてしまっているが、

その気持ちを見ずして、
与えられた物を受け取り、
感謝の気持ちを知らずにして
過ごしてしまっているのではないか?


少なくとも、私たちの息子たちには、
物の大切さ、物をいただけるありがたさ、
こうして、何でも手に入る世の中であっても
本当に大切にしなければならぬ、
心を育てたい。


最高の夏休みとして、
何でも手に入り、
どこにでも行けるような
毎日を過ごしているけれども、

私自身も、感謝を忘れず、
子供たちにも、その心で
接して、いつの日か、
気付くような、大らかな気持ちで
子どもと過ごしたいと思っている。

なので、毎日、叱り、
子どもたちは、毎日泣いて
反省している日々。

それでも、信じています^^


最高の夏休みでありますように。