2015/07/02

それでも美しいParisと共に

昨日は、冗談ではなく、40度まで
気温が上がりました。


じりじりと焼けるような暑さの中、
影だけを選んで、歩くも、
体内に熱が通り、にっちもさっちも
行かぬほどまで、暑いです。



そんな中、ひょんなことから、
また、一人歌を教えることとなりました。


彼女は、もともとピアノでParisに来ていて
歌を歌うとは、どういうことかを、知りたいと
先生を探しているところで、偶然出会いました。


初級ではなく、入門であり、
歌ったことは、高校の授業の頃以来だという彼女に、
私は、まず自分が高校生のとき、
師匠から教わった入門を伝えることにしました^^



時間にして30分強かけて、
歌う入門を伝授し、夏休みの間
その基礎を繰り返してもらい、
夏休み明けに、歌へと挑戦していくことに
彼女と決めました^^




一緒に鏡の前で、姿勢や呼吸法、ストレッチを
やりましたが、彼女が最初に


『え!さゆりさん!!歌手って、
オーラがすごいんですね!
並んでみてビックリしました!』


と言っていたことにも思ったのですが、
歌う姿勢と言うのは、本当にオーラが出ます笑



30分の基礎のレッスンが終わったとき



『頭から芯が一本すーっと通ったみたいに
すごく気持ちいいです!』


と言ってました^^


私も、30分前の彼女の表情と
30分後の彼女の表情、姿勢が
彼女の魅力を引き出していたことに
驚きました。




歌うということが、これまでに
身体全身で、表現することに、
わたし自身も、より一層自覚する機会となり、
感謝しています^^


そして、Parisに、ピアノで誘われた
彼女の、繊細で素直な感性にも、
本当に、嬉しくなりました。


灼熱のParisであっても、
Parisに生き、出会う人々は
素晴らしい生き様で生きていると思います。