2015/05/22

一歩、一歩


切られても切られても
根っこがあるなら、
新しい枝を伸ばし
明るい葉をつける。



根っこがあるから、大丈夫。



さて。

昨夜、無事にフランス歌曲の
演奏会を終えました。

5月の毎日の緊張感から
やっと、開放されました。


すべて、いい経験になりました。

ありがとうございました。


そして、昨夜の演奏会終了後に
素敵な出会いがありました。


フランス人女性の作曲家なのですが、


彼女の作曲した曲を歌う
日本人の歌手を探していたそうで


CRR de Parisに、一人、日本人歌手がいると

彼女は、何人かの音楽家から
そう、聞いて、来てくださったのです。



そして、彼女は、私の表現する世界を
認めてくださり、

次回、一緒に仕事をすることとなりました。


去年、12月にバスティーユ劇場の研修生オーディションを
理解に苦しむ状況で歌うチャンスすら与えられず
ガツンとやられましたが、

この半年間、そのことが、必ず
いい意味であると言うこと、
自分があきらめなければ、
きっと、歌う場が提供されると

信じて、コツコツと努力をしてきました。


オペラ歌手ではなく、
私という、歌手、アーティストを
求めてくれる世界があると
私の世界に集中していました。




オペラという型にはまらず
自分にしかできない、何かを
探して探して。


捨てる神あれば
拾う神あり、です。


今、何かが実ろうとしています。



すべて、大丈夫。


新しいステージの扉が開こうとしています。


一アーティストとして

心新たに、改めて
コツコツと進んで参ります。

いつもありがとうございます。