もしあなたが話さないのであれば、私はあなたの沈黙に耐えましょう
沈黙で私の心をいっぱいにいたしましょう
星の聖夜に頭をさげ祈るよう、ゆっくりと待ちましょう
朝はきっと来ます
暗闇は去り、あなたの声が大空を黄金の噴水のようにきらきらと渡るのです
そう、あなたの語りが私の巣から歌をさえずる鳥を旅立たせるのです
そして、あなたの歌は、私のクマシデの森すべてを花々で覆ってしまうほどに、
光を放つでしょう
youtubeの歌コチラ↓
~Si tu ne parles pas-もしあなたが話さないのなら-~
Si tu ne parles pasの日本語訳を、
数日前に、YOUTUBEのコメントに残しましたが、
こちらにも、アップしようと、タイミングをうかがっていました。
この曲と出会った時(今年4月初旬)、
私は正に、沈黙に覆われた暗闇の中で
ひたすらもがいている時期でした。
いわゆる、空回りをしていたのです。
自分を後回しにし、周囲と繋がろうと、
随分と無駄なエネルギーを消費していた時期でした。
この曲を、ピアニストと合わせたときに、
私もピアニストも、何とも言えない思いとなり、
静かな間が出来たことを、覚えています。
そして、オーケストラとの合わせもまた、
ピアノとは違う豊かな愛の揺り篭のように
私は、声を心のままにまかせて歌いました。
共鳴する曲は、なかなかありません。
共鳴させるために、自分で勉強し研究し、
その結果で、その曲の声を見つけることが
90パーセントです。
オペラの役もそうです。
役に、共鳴するよりも、
役を研究し、自分自身を役にあわせていく。
だから、共鳴する曲、役というのは、
とても貴重なことなのだと思います。
その思いが伝わったのか、
皆さん、二曲のyoutubeの曲で、
こちらの、『もしあなたが話さないのなら』
の方が、好き、と言ってくれる方が
多いです^^
本当にありがとうございます。
本当にありがとうございます。
音を、心で聴くというのは、
本当に素晴らしいことです。
皆様のお心が、素晴らしいのです。
とても素敵な経験でした。
この心を大切に、これからも、歌って参ります。
いつもありがとうございます。
もひとつの曲はコチラ↓