属さない。
身体を鍛え、
心を鍛える。
相手の存在により
自分の存在に気付く。
誰も、属さない。
声も同じ。
どこにも、属さない。
身体を創り、心を創り、
声は、創られた
ど真ん中、どこにも
属さぬ、浮いた状態で
光と愛を放つ。
それが、声。
その絶妙なバランスを
自然に保ちながら、
歌う。
修行が必要なのは言うまでもない。
日々のトレーニング、
日々の注意力、その向け方。
そこにしか、興味が無い。
閃光が見える。
狭い狭い、緊張感のある
その光が射している始まりの
細い細い、極小の点。
そこが、声の浮く場所です。
最近、以前に増して、
練習量が増えました。
その復習を、後回しに
するものなら、どんどんと
しわ寄せが来る状態。
腹を決めて、
睡眠不足も承知の上で
(もちろん健康第一)
時間と時間を組みあわせ、
次の練習には、
前回の練習以上のものを。
そんな風に、有難くも
過ごしています。
このような感覚でも、
自分のリズムを大切にし、
その中で、属さない、
ということを発見。
新しい発見、有難いです。
Sayuri ARAIDA HP