2017/01/31

気の緩みを正す

久しぶりの更新。




ブログを書く余裕が無いと
言うことは、つまりは、
心に余裕が無いということ。





好きなことなはずなのに、
そのモチベーションも
よく解らなくなってしまう。





心に余裕が無いとね。






さて、つい先ほどまで、頭痛が続き、
何か、対処できまいかと、思い、
いつもよりも丁寧かつ、厳しく
ストレッチと筋トレを行った。





ベッドの中で、悶えているよりも、
はるかにいい、と思ったのである。





パリは、寒さが和らぎ、
先週と比べると、一気に
10度も上昇している。





この気温の変化もあって、
私の頭痛は発症し、
更には、気が緩んだのだと思う。





今日のように、厳しい
トレーニングをしていると、
『強靭な精神は強靭な体に宿る』
と言うことを、魂で感じる。





そして、気が緩んでいた自分に、
気付くことができる。




毎日、最低2時間は、歌以外の
トレーニングをしているが、
(それが私のレッスン内容です)
今日は、その何倍もの厳しさで
やってみたが、これは、本当に
気持ちがいいものだ。





ある程度の、自らの気の緩みからくる
頭痛などには、最適な療法である。





ひと汗流し、水分を補給、
そして、ゆっくりと眠りへと
落ち着くために、ブログを更新。






あぁ、幸せ。











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2017/01/26

笑う門には福来る

修理に出していたプレイエルの
ピアノが、戻ってきました!









とても良い状態になったピアノ。
あまりにも嬉しくて、興奮中。





ありがとうございます!





さて、今日もオーディションに
行ってきました。





オーディションの当日は、
必ず頭痛薬を服用している
自分がいることに気付きました。





今日も、重い頭をどうにかして
オーディションへ。





二週間前に渡された楽譜2つ、
と、同時に、10行ばかりのセリフ。





台詞は暗記が必要でしたが、
暗譜はしなくていいとのことで、
ピアノが無いながらも、
頭でリズムと音を確認し
後は神様の言う通り、
という感じで、伸び伸びと
表現をしてきました。





台詞のオーディションの時、
他の役の台詞を審査員の
一人がしてくださったのですが、
一人でブツブツと覚えたより
遥かに自然に出来たこと。





自信に繋がります。





納得する自分の生き様を軸に、
瞬間瞬間に感謝をして。







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2017/01/25

昨日のアトリエにて

昨夜は、CALYP主催のアトリエに参加。
(Centre d'Art Lyrique de Paris)





今度の夏に予定されている、
ルーアン地方公演
オッフェンバック作、
オペレッタ『天国と地獄』の、
稽古のひとつであるアトリエ。





エウリディーチェ役の稽古の前に、
舞台を使ってのお稽古でした。





どんなことでも、大好きならば、
全力でやるべき!と気合を入れ、
Paris、11区にあるテアトルに行った。





小さな、テアトル。
とても寒かったです。





こういう時、動きやすい恰好で行きます。
黒の上下、って感じです。





さて、まず、身体を温める。
パントマイムを使っての柔軟体操、
架空のボールを使っての筋トレ等。




次は、脳を温める。
参加者全員の顔と名前を瞬時に覚える。





脳と身体を同時に温める。
1~7までの番号に、
1、疲労
2、バカンス
3、エコノミー
4、探索
5、発見
6、怒り
7、爆発
といういキーワードがあり
言われた番号の言葉を
歩き方で表現する、というもの。





番号から言葉を思い出すこと、
そこから表現へと身体を動かすこと
これは、パニックになりそうでした。





そんな準備運動が終わったら、
フランス語の即興劇。




4人ずつグループになり、
いつ、どこで、誰が、何をした
を、一人ずつ言っていく。
順番は決まっておらず、
思いついたら物語が進むように
話し出すが、他人とかぶらないこと。




これは、周囲への注意力と呼吸の勉強。




それから、舞台にあがり、
言葉無しの即興劇、パントマイムではない。
笑い声や、音は出していい。




とある夜会に誘われた4人。
豪華な内装のある邸宅に着くが、
まずは、アペリティフを、と
これまた豪華なサロンに通される。





そこから、即興劇が始まる。




待ち続ける知り合いでない4人、
たばこを吸う人、
ウェルカムドリンクを飲む人
壁の絵画を見る人、
椅子に座ってイライラする人、




誰が決めた訳ではないが、
物語が始まっていく。




これは、想像力と表現の勉強。





また、客席には、他のグループが
その劇を見ているというところから、
緊張感も生まれてくる。




そんな内容のアトリエ二時間、
楽しく、真剣に参加してきました。





私は、フランス語の即興劇で
思いっきり焦り、萎縮しました。
余裕を持つこと、つまり、
しっかりと準備をすることは
とても大事ですね。








昨夜の帰り道、オペラ座。




ちなみに、今はチラチラ雪降ってます、
寒いです。





次回は、2月21日です。





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2017/01/24

不利な立場を嘆くよりもチャンスに

誰かが言った。




「家の中に、植物を置きたい、
絵を置きたい、それもお洒落で
大きくて、迫力があるやつ」





私は、小さな小さな植物です。
家の中に植物を置きたい人を
待っています。
絵にはなれないけれども、
植物として、可愛がってくれたら。





けれど、その小さな植物を
欲しい、と言ってくれる人が
いませんでした。





何故なら、その小さな植物が
置いてあるお店には、大きな
植物も置いてあって、大抵、
みんな、迫力のある植物を見て、
その小さな植物に気付かなかったから。





その小さな植物は、ずっと
ニコニコと待っていましたが、
ある日、自分の置かれている
お店という環境が、自分には
不向きな場所だったと気付きました。





だったら、私みたいな、小さな植物が
欲しいんだって言ってくれる人が来る
お店に行きたい!そう思いました。




けれども、悲しい宿命かな、
その小さな植物は、廃棄処分決定になりました。





置かれた状況が違えば。
小さな植物にも興味がある人が
お客さんとして来てくれれば。





もし、私に、動ける手段と
想いを伝える方法があったのなら。





小さな植物は、小さく泣いた。









また、妄想をしてました。





さぁ、私には、動く手足、
伝える方法、言葉、音楽
全て揃っているんだ。





小さな植物じゃないんだ。





最初から諦めては何も始まらない。




冬の空は、真っ白だけど、
きれい、というよりも、寂しい。




その真っ白なキャンパスに、
葉っぱの無い細い枝たちが、
毛細血管みたいに空に向かって伸びている。





ちゃんと、春になれば、
時間が経てば、また緑の
若々しい葉っぱがつくよね。





静かに、待っているんだ。





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2017/01/22

魂のコミュニケーション

真っ赤な風船を飛ばしたくなる、
そんな寂しい冬の青空、きれい。





家に着いたら、暖かい匂い、
この匂いは、どこで感じたっけ。





胸の中に、沢山の想いがあって、
それを出そうと試す度に泣いた。





素敵な演奏を聴いて、
私もそうなりたい、って思う割には、
自分は余りにもちっぽけで。





でも、心が動いたことは確かで
それを大事にしたいって思うよ。










誰かにとって青空が希望であるなら
青空があって良かったって思う。






月が光っているのは、きっと
気付いて欲しくて待っているから。





待って待って、待ち続けている。





待ち続けてくれている人がいること、
忘れずに、今日も素敵に生きよう。






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この世はいつだって無常

損得を考えだすと
本質が陰るから、
その時の感覚に
素直でいること。




もし、何か問題が起きたら
その時にしっかりと考える。





問題が起きてもいないのに、
あれこれと考えだして、
いつか、いつか、いつか
先延ばして納得している。





自分の魂に素直に決断する。





それ以上でもそれ以下でもない。





そして、責任をとること。





ねぇ、誰もが、辿り着くところがあるの。





みんな、同じなんだよ。










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2017/01/19

ぴったり重なるように

自力で生きるというのは、
誰にも頼らずに生きていくのとは
ちょっと違うのだろう。





他力本願は良くないが、
人は、人の繋がりで、
心と心の繋がりで、
成長し、美しくなっていく。





力まずとも、そのままで
呼応するように出来ている。





音楽も、そうなのだと思う。





言葉への想像力が音になる。





言葉があるから、心が動く。





どんな時でも、いつかの
自分の為になるのだから、
今、どう生きるかって、
どういう心持でいるかって
とても大切だな~と思う。





そして、それは、何も
きれい事だけの中にあることじゃない。





くだらなくて、しょうもないこと。





馬鹿じゃないの、って笑えるような
そういう処に、いっぱいいっぱい
答えがあるのだと思う。





真面目でいいじゃない。
人から見たら、真面目に見えないことを
真面目にやっていることが
愛しいよ。





感謝です。






日々、精進して参ります。









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2017/01/18

それは経験しないとわからない

今日は、水曜日だ。




11時になれば、
ダダダっと過ぎていく。





束の間の、ブログ休憩。
こういう時間は、本当に
好きです!





危険を冒してまで
突き動かされる
探検家に私はなりたい。





と、今朝、突然思った。




目的を定めて、
あの、未開の森の中に
眠る宝を目指して
日々、鍛えて抜く。





宝を見つけるという
目的は、明確なので、
どんなに命が危なくとも
わくわくと共に、
未知の世界へ足を
踏み込む訳です。





これって、誰でも
出来るよな~と思いながら、
妄想は続きました。





宝のありかを、
もしも、先に誰かから
聞いて、色々端折って
宝まで行く道と、
いやいや、違う道が
あるかもしれない、
と、先人の意見を
聞かずに進む道とがあり。





私は、どっちかってと
後者のタイプかな~
(そして妄想は続きました)





で、いざ、宝を見つけて、
それ、どうします?




私は、思うに、
あ、本当にあったね、
良かった良かった、じゃ。




って言って、満足して
何も持たずに帰りそう(笑)
と、思ったのです。





今までの私だな~と。





宝を探していたくせに、
いざ、見つけたら、もういい。
興味なくなるっていう。




宝を持って帰ることのが
大変なのかもしれない。




そんなことを、妄想し、
私の今の大きな課題は、
大きな大きな壁は、ここ。









楽しい妄想でした。
ありがとうございました。





今日も、自分の為に
生きるべし!





今日も、素敵な歌を。





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2017/01/17

きっと、そうやって繋がっていくから

皆さま、いつもありがとうございます。





2016年末より動き出しました
「オーディション受けよう」の巻。





先日、風邪ひきながらも
『これが今の私のすべてです』
と、全身全霊で歌ってきました
オッフェンバックの『地獄のオルフェ』
のエウリディーチェ役に、
なんと、合格いたしました!





本番は、6月25日、7月1、2日で
ルーアン地方で行われるフェスティバルに
参加いたします。





こちらの団体は、オペラ・バスティーユの
スタッフの方々が関わっている上に、
この企画は、2017年、ルーアンを
皮切りに、フランス国内様々な地方で
巡業公演をしていくとのことで、
いい経験になります、有難いです。





フランス語はもちろんのこと、
このオペラは、セリフもありますので、
それら全てを、稽古で賄っていく、
という、スタッフからのお言葉に、
胸が熱くなり、応えていきたいと思います。











誠実に、自分らしく、
楽しく歌っていきます。





まだまだオーディションは続きますし
勝って兜の緒を締めよ、
一歩一歩少しずつ
コツコツと頑張って参ります。





いつも、本当にありがとうございます。





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2017/01/16

期待せずとも、やってくるよ

いつも、読んでくださり、
本当にありがとうございます。





大切なものは、失って初めて
大切だったと気付くものだ。





もし、幸運に恵まれて、
手放したものが、
もう一度手に入るのなら、
次は、絶対に手放さない
そう、誓えば誓うほど、
失ってしまったものの
大きさに気付く。






だがしかし、






それは、やはり、
必要だったんではないですか?





手放さないと執着している
自分に気付いてしまったと
そういうこともあって、
色んな、事情があって、
最終的に手放してしまったのなら





それは、もう、いいのではないですか?





そして、手放したものの
大きさや、執着っていう
言葉の心からの解釈が
腑に落ちて解ったということが
これからの人生に役立つよう、
切り替えて、生きていくのは
どうでしょうか?









手放したことへの新・執着より
手放したからこそ、そこに
来た、新・経験こそ、とても
大事なのではないかしら。




新しい自分ってやつですかね。





ポッカリ空いた穴の埋め方すら
手放さなかったら、知らなかったし。





私の穴は、音楽で埋まってます。






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2017/01/15

自分の殻を破ったら

縛られているのは、自分。
縛っているのは、自分。





最近の記事は、
あまりにも、闇と向き合い過ぎている。





でも、それでもいいのだ。





必要な過程なのだから。





私は、無菌の温室で
ぬくぬくと育った中で、
随分と、沢山のメッキを
身に纏う方法を身に着けた。






相手に失礼のないよう、
相手が喜んでもらえるよう
自分よりも、まず相手
可愛がってもらえるよう
守ってもらえるよう
自分を出さず、ニコニコ・・・





という、長い少女時代を経て、
一番最初に殻を破ったのは、
音楽との出会い。





それでも、音楽の世界の中にも、
『物わかりのいい女の子』
『真面目で、清潔な女の子』
という誰が決めたのか解らないが
そういうものを、
無意識に自分の中に求めていて





『それに適応しない自分』





に、自己嫌悪に陥る日々の中、
どうにかして、殻を破りたいと
もがいていたんだな~。





自分の中の、自分が、
無意識に『こうでなければ認められない
認められるわけがない、私はダメだ・・』
と言っている声を無視して、
表面で、良い人を創っていると
気付いた時の衝撃。





自分で、自分が心から求めていないことを
出来ない出来ない、ダメ~と泣いていたんですね。





自分が心から求めてないのに。
(それに誰かが求めていたのか!?)





と言うわけで、Sayuriに
ひたすら興味を持とうよ、
自分っていう人間の
面白さを紐解いてみようよ。





そう思い始めたら、
まぁ、まわるまわる
運命の歯車がね。





こういう状態から、
人生を歩いていけるんだったらさ
いい、と思いました、正直。





心から求めているもの。





それは、Sayuriにしか
わからず、Sayuriとして
腑に落ちるしかないってこと。





一瞬一瞬が、どう感じてて
何が一番自分にとって心地良いか。





心は知っているのだからね。











固定観念を手放せ2017!










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2017/01/14

自分の『生きる道・軸』の見つけ方

自分の生きる道って何なんだ、
私の軸って何なんだ。




才能ってなんだ、
生きる実感てなんだ、
自分を愛するってなんだ。





悩みは尽きません。





過去において、私もまた
そういう自分が居て、
もがき、悩み、探しまくった人間。




今だって、色々模索してる日々
とは、思います、自分って何だ
何なのだ、と。





けれども、ハッキリ言えることは。





私は、私以外の何者でもないのです。





Sayuriとして、生きる道は、
私にしか出来ないことであり、
私が、誰かの道を生きたり
誰かが、私の道を生きることは
無いのです。





ですから、私が思うのは、
自分、Sayuriに、もっともっと
密着していけばいいのです。





客観的に、自分を捉える、なんて
難しいことのようですが、
自分自身に興味を持つこと。





それが、まず、自分を知ること
なのでは、と思います。





Sayuriが何をしている時が
嬉しくて、楽しくて、
ウキウキしていて、
何をしている時が
苦しくて悲しくて辛いのか。





Sayuriを突き詰めていくと
見えてくるもの。




それは、誰かに言われたことの
影響ではなく、自分の中にあった
既に、持っていた影響なのだと思います。





ブログを書くのが好き、
心身を鍛えるのが好き、
それを、記録として
自撮りしたりして、
見ているのが好き。





ピアノの音が好き、
歌っている声が好き、
歌っている時の、
身体の重心を感じるのが好き。





そしたら、いつの間にか、
人生の道が後ろに出来ていました。





なんて。





今も、実は、誰かのために
ブログを書いている訳でなく、
自分が、何を書いているのかが
面白くて、書いている。








ドライヤーで髪を乾かすSayuri




私は、私で、
それ以上でもそれ以下でもなく、
誰かのために生きている訳でもなく、
ただ、ただ、生かされ、
生きねば、と思いながら、
日々、感謝と奮闘と共に、
生き抜いているのですね。




私の場合は、です。




私がこのブログを書いて、
どなたかが、共感してくださって、
似たようなことを書いたとしても、
別物になる訳です。





オリジナルって、そういうことだと思います。






Sayuriとして、生きていくこと。





それが、一番、興味があって、
大好きな趣味で、
愛しい時間です。





最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。




また違う顔だね、母って





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2017/01/12

孤独と充実感

一年で、9月から11月の三か月は
自分にとってとても元気な時期だ。




実りの秋、と重なって、
生き生きとしたエネルギーに
満ち溢れている。




2017年の9月に向けて、
今を、しっかりと生きること。





1月から3月は、寒さから
身体も縮こまって硬くなりやすい。




体調も崩しやすいし、
身体が弱くなるとしたら、
この時期である。





なので、今、出来ることは、
鍛えた心身を維持すること。





明確な目的を持った時、
全てのことは、そこへ向かう為の
大切で必然な出来事なのだ、
と言う捉え方が出来るようになり
全てのことに意味がある、と
初めて言えることである。




そして、自分には、
更なるパワーアップが必要だと
自分の今の状況から
沢山の知恵が湧き出てくる。




今までの私は、
目の前のことに必死で、
大きな人生の目標みたいな
ものは、漠然としか
持っていなかった。




しかし、それでは、
目の前のことが終わったとき、
どうしようもない焦燥感と
喪失感に身動きが取れなくなる。





自分の人生の目的はなんだったのだ、
そんな大きな課題を背負い込んでしまう。





生きる意味は、自分で
見つけ出さねばならない。





応えは残念ながら外に
ないし、一歩間違えれば、
自分の命すら危ぶまれる
行為に繋がることだってある。





精神の弱さをわかったとき、
自分は何者でもなく、
一人の人間、平等で
同じように、老いと死、
そういうったものからは
逃げられない、普通の
生物なのであると知る。




力強く生き抜くことを望むのなら、
必ず知恵を絞りだすことが出来る。




私の生きる軸は、歌であり、
歌があって、良かったと思うと同時に、
とてつもなく難しい道を選んだとも思う。





日々、過ごす中で、
少しでも慣れ怠惰したものは
2倍、3倍となって、
返ってくるものだ。




1日、気を抜けば、
3日取り返す時間がかかる。




とは、良く言うが、
本当にその通りだから
何て道だろうと思う。




それでも、やはり、
気を抜かずにいることの
緊張感がたまらなく好きで、
更には、自分の歌を
もっともっと磨きたいと
思うので、やめられない。








毎日、新しい発見がある。




今日も、全身全霊で
自分自身に稽古をしたが、
最後は、音楽が身体に
浸透し過ぎて、
涙が止まらず、
歌えなくなってしまったほどだった。





これだけ、夢中になれることが
人生の軸だなんて、本当に
神の恵みであり、感謝である。







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2017/01/11

満たされていること

自分の「これだ」という
世界に通用する武器を見つけたら、
無敵だと思うが、
それを見つけることが難しい。




果たして、そうだろうか?




難しいからこそ、何か出来ることを
探すのであって、難しい、と言って
逃げていい理由にはならない。




妥協して生きていい理由にはならない。




しかし、それはまた、
妥協して生きた経験から
言えることでもあるので、
妥協して生きることもまた、
決して無駄ではないのだ。




芯があること、それさえあれば。
光さえ自分で消してしまわなければ、
どんなに時間がかかってもいい、
という覚悟がある限り。




そして、大きな気付きに出会う。




自分自身で、充実し、満たされていること。





そして、その充実感を、
大切な出逢いの中で、
更に、磨きをかけて
いけるように、自分を更に高める。




私は、レッスンを開くことで、
繋がる大きな夢がある。




それは、自分のスタジオを
持つことだ。




そのステップの中には、
フランスではないところで
成長する時間もあるだろう。




そして、いつか、自分で
築き上げたスタジオを、
どこかに預け、自分の
拠点をまたフランスに戻し、
若手の育成に更に力を入れる。




アジアの世界に、オペラが
もっと身近で、親密になり、
今のように、日本人だから
難しいだとか、そういう
壁が少しでも低くなり、
誰もが、それぞれの国籍で
堂々と歌っていけるような
そんな世界になる一歩を、
私は、今、始めているのだと
思っている。





過去にそうして、大きな壁を
命を削って登ってきてくださった
先輩方の道を無駄にしないためにも。






どんなことも、自分にとって
大切なステップのひとつである。











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2017/01/09

愛しいことに集中する

神様は、平等に時間を与えた。




どう過ごしてもイイのだと言う。





なので、私は、好きなことを
して過ごそうと誓った。










という訳で、2017年
一番最初のネイルを。




ParisのヘアメイクアップアーティストのJunkoさん




一か月に一回、
Paris13区に通っているが、
毎回、毎回、私の要望に
応えてくださる。




僅かな差で綴った2015年9月からの
習慣なので、かれこれ、17,8回、
私の指先は彼女によって、彩られる。




あれから、月日は流れているが、
やはり、本質は変わらない。




私の魂が震えるかどうか。




そういうことで、
繋がっていく。





それは、魂に背いて
決断した過去の経験からも、
断言できる。




もしも、背いてしまっても、
縁があるのなら、必ず、
チャンスは、訪れるものだ。





自分がどうありたいか。





その芯があるのなら、
その時、その時の、
魂の決断で、道は
必ず、拓かれる。







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2017/01/06

人生に活力を与えること

望みは何なのか。




それを叶えるには、
どう日々を過ごすのか。




過ごす時、惰性でなく、
純粋なエネルギーと共にあるか。




もし、濁っていて、
澱んでいるエネルギーがあれば、

本当は、

その望みは、心から望んでいないのかも。





すべての日々の選択と行いは、
望みを叶えるための大切なプロセス。










純粋なエネルギーと共に
今日も、素敵な歌を。




いつも、読んでくださり
ありがとうございます。







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2017/01/05

美しく生きることとは

有難い限りだが、あまり体調を崩さない
長男が、珍しく、腹痛を訴えた昨日。




ガストロの兆候かと、焦ったが、
幸い、嘔吐はなかったので、下痢止めの
薬と、水分をしっかりとらせ、




ゆっくりと眠り付くまで、
お腹をさすりながらの一夜だった。




病は気から。




私も、何となく、腹痛か?と
思ったが、きっと気のせいだと
信じて、今に至る。




今朝の様子では、長男の顔色も良く
幸い、学校に行けるまで回復してくれた。




感謝である。




昨日の夜から、今朝にかけて、
私がしていたことは、
今あるこの日常に心から
幸せを感じ、感謝を感じていた。




お腹が痛い、と言える息子にも、
そのお腹をさすってあげることができる
私の手にも、その状況を見ることができる
私たちの視力にも、そう考える
脳の状態も、何もかもに感謝をしていた。




今朝、息子たちを起こしに行く前、
睡眠時間は、僅かであったのも関わらず
私は、疲れていない自分に気付いた。




そして、長男と次男が起きる
一瞬一瞬に、幸せを感じていた。




ちゃんと、起きた。
おはよう、って言えた。




あげればきりがない。




この暖かい家、ベッド、ふとん、
電気、トイレ、洗面できる部屋




感謝し、幸せを感じた。




そして、この気持ちは、
エゴもなく、どこも濁らず
美しく崇高なものだとも。




今、この瞬間を生きること。









素晴らしき人生。




この波動こそ、
私の生きる軸。




今日も素敵な歌を。




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2017/01/03

とんでもない人間による真面目な記事

今日から幼稚園の新学期が始まった。




主人は、もちろん、月曜日から
いつも通りの勤務であり、
新年と言えど、国によって
随分と捉え方が変わる。





私は、バカンス中に、
子供たちから移ったであろう
風邪もようやく治りかけ、
日程を移してもらった
オーディションの準備と
新しいオーディション探し。




12月中に、随分と
オーディションの申し込みをしたが、
返事が来ないこともあったし、
めげずに、何度も送ったり、
あるいは、返事が来てから、
詳細を聞かせてもらって、
どうしても都合が合わずに
こちらから断ってしまったりと
様々な結果を受け止めている。




また、ポジティブな結果も
有難いことにあって、幸い、
歌う場所は確保できている。




私が、歌を歌い続けられるのは、
歌による恩恵がとても大きく、
不自由な思いをしたことがないからだ。




これは、とても幸せなことで、
本当に恵まれていると、感謝している。




私と言う人間は、基本、
常識的には何とも表記し難い
とんでもない人間
だと言う自覚がある。




しかし、歌のお陰で、
そういう自分に気付き、
その上で更に自分と
繋がってくださる
仕事や関係があること。




歌のお陰以外の何物でもない。




そして、その歌に応えるには、
日々の基礎トレーニングが
必須であると信じているが、
そういう行動もまた、
違う職業の方々と、
繋がるきっかけともなっている。








写真は、昨日の記事から
更に、手を床に着ける
エクササイズである。




ただ床に着けるのではなく、
つま先内側に体重を感じ、
膝、脚の裏側を伸ばし、
ヒップを、上へと持ち上げ、
お腹を引っ込めながら
背筋を伸ばし、肩甲骨から
手を伸ばしつつ、
息を吐くのである。





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2017/01/02

基礎無くして成り立たず、一日にして成らず、続けること

バカンス中に新しいエクササイズを
思いつき、やり始め、約二週間が経った。



文章でどこまで伝わるかわからないが、
ちょっと書いてみようと思う。



つま先に意識を感じながら、
骨盤の位置から、前屈をする。



90度に身体を前屈し、
出来る限り膝を伸ばす。



両脚の後ろ側がゆっくりと
伸びるのを感じながら、
お尻を更に上へと引っ張る
ようにして、伸ばし続ける。




息を吐きながら、
お腹を引っ込める様なイメージで
前屈している状態を維持して
背筋をのばす。




そして、そのお尻の意識と
お腹の意識を続けたまま、
身体をゆっくりと起こす。



ぐっと、お尻の筋肉の
引き締まるのを感じながら、
今度は、片膝を持ち上げ、
90度にピッととめ
息を吐く。




前屈で感じたお尻の伸びを
ここでも感じながら、
背中が反らないようにして
片足で立ち、深呼吸を続ける。





お尻と腹筋の意識を続けながら、
ゆっくりと膝をつま先から戻し、
もう片方の膝へと移す。




お尻の筋肉が抜けたら、
もう一度前屈をし、
その前屈の体制のまま、
お尻を上に持ち上げるようにして
グッと後ろ脚全体を伸ばす。




二週間続けたが、
太ももに美しい筋肉のラインが
出始め、ヒップが持ち上がり、
そのお陰で、腹筋が立つ。




また、膝のエクササイズの時、
両手を胸の前にして、拝むような
恰好で肘を広げ顎を引くと、バストも
持ち上がるし、バランスを取る為に
腹筋も鍛えらる上に集中力も要する。




このヒップのインナーマッスルは、
やはり、骨盤底筋につながっており、
息を素早く吐き出す時に、使われる。



この筋肉の繋がりが無いまま、
息を素早く吐き出すテクニックが
必要な高音域を歌うと、
顔や顎、舌、首に余計な力が入る。
余計な力は、無駄な動きを生み出す。




私も歌っていて、ふと、
肩から上の余計な力が抜け
響きが広がる時は、
下半身のバランスがいい時だ。




骨盤底筋、ヒップのエクササイズ。




歌う前に大切な基礎運動のひとつです。








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Sayuri ARAIDA HP




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2017/01/01

自分のエネルギーが戻る時

新年あけましておめでとうございます。



2017年へのカウントダウンをし、
大切な方へひとつひとつ丁寧に
メッセージを送り、深夜2時頃に
眠りにつきました。



そして、先ほど、子供たちより
一足先に電車にて、ノルマンディから
Parisへと戻ってきました。




零下5度のひんやりとした
真っ白な夜から、電光で明るい夜。




フランス国内でも、こんなにも
雰囲気が違うのだと思いました。




真っ白になっているのは、
雪ではなくて、霜がびっしりと
降りているからなのです。




家に着き、電車で乾いた喉を
リンゴジュースで癒しながら、
大好きなブログを更新すること。




離れていたからこそ、
今、この一瞬がとても
幸せで嬉しいと、
大袈裟でなく思っています。




2017年も、皆様にとりまして
良き一年となりますように。



私も、しっかりと地に足を着け
地道な努力を続けてまいります。




まずは、一週間前からひいている
この鼻風邪をちゃんと治して。





ウルガットの砂浜にて




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