自分は歌が軸なのだ。
そう感じる日々を
日本に来て過ごす。
溢れ、飽和状態の
この情報社会で、
一体、何が本物で、
何が偽物なのか。
一切は、混沌とし
正解などないのだ。
では、その中で
何を信じるのか。
それは、己の感性。
少しでも違和感があるなら
私には合わない情報。
その感性は、
一夜漬けで
手に入れた
ものではない。
背中を丸めて生きるか
背筋を伸ばして
生きるか。
己の選択であり
己の歩いた道程
そして、今の選択が
未来を連れてくる。
私は、歌を歌い、
使命感と共に、
楽譜と向き合う。
自分の感性に
耳を傾け、
研ぎ澄ますには
日常の生き方が
如実に反映される。
それこそ、背中を
丸めて生きているか
背筋を伸ばそうと
意識して生きているか。
それだけの差。
ぶれぬ軸は、
私を支える。