戦争、難民、奴隷、差別、迫害、暴力、
そして、いつも犠牲になるのは、
弱い立場の人たち、つまり
女性や子供たちである。
今日は、私たち夫婦の結婚記念日で、
昨夜から、今日のために、
おいしいワインを選んだり、
お肉屋さんでお肉を注文したり、
ケーキ作りをしたりと、
わくわくして過ごしていた。
けれども、そんな平和の裏では
どこかで、誰かが、悲しみと
苦しみの中に、生きているのだと。
戦争を、もし、この世の中がうまくいくために、
やむを得ないことなのだとして、遂行するのであれば、
戦争によって、どれだけの素晴らしい世界が
待っているのかを示してほしい。
戦争を指揮する上層部の人間たちが、
おいしい思いをするからするのではないのだと、
はっきりと示してほしい。
人々が服従するのは、何故か?
いや、どういう時に、同意のもと、
奴隷という煽りすら無しに、
人々は服従するのか。
万人が、その価値と偉大さに
理解を示した時である。
どの集団であれ、トップとなる人間は、
象徴であり、厳格に制限された自由の中で生きる、
そして、人々の正しい服従によって報われるという
存在となるべきである。
真の人間的秩序についての思考を
絶えず意識にとどめる人は、
大いなる希望がある人である。
自らの中に、善を求めるとき、
自然の美、宇宙の秩序を見出す。
それは、崇高なエネルギーの現存を
感じるのである。
そして、一人一人がこの世にとり、
有用であり、不可欠という自覚に
責任をもつこと。
また、自分の利益に直結しないことでも、
責任を求めること。
戦争を指揮している上層部の人間に
そういう人間がいるのなら、
こんな混乱にはならないはずである。
私たちは、自分をとりまく一切のことは
コントロールできません。
しかし、自分をとりまく一切のことを
自分で選択することはできるのです。
何を選択し、何をフォーカスして生きるのか。
人間一人の力が、どれだけ素晴らしく、
その私たちが暮らす、地球という星が
いかに、素晴らしいパワーで宇宙に存在しているのか。
「戦争は、悪だ、反対です、だから排除しないといけないのです」
このような注意力の向け方は、
結局戦争、悪、ということに意識がいくので、
永遠に、平和は訪れないのである。
世界はこんなにも美しく
人々はこんなにも神々しい。
世の苦しみ悲しみの中で
それでも逞しく生きている人々は、
人間の本来の姿となり、
尊い光り輝く存在です。
一人一人が、気付くこと。
そして、少しずつ広がるその
注意力が、いつか世界を変えますように。
どうか、いかなる状況でも、
諦めないでください。
私も、あなたも、
この世で有用で不可欠な
命を持っている
美しき人なのですから。
世界を変えるきっかけとなる
一人であるという
誰もが持っている可能性に
気付かせてくれた
結婚記念日と連日のニュースに、感謝。
Sayuri ARAIDA HP