2015/07/06

感性を磨くには、いまを生きるべし

もう一度、父に解剖書を見せてもらいました。


今度は、肺の部分^^


呼吸器官は約20ページにあたり
詳細が記されています。


わたしの仕事の要の部分となるので、
コピーをとって、フランスに持ち帰り決定。



Amazonでは、4冊の参考書を購入。


勉強の夏休みです。



ところで、実家の私の部屋だった本棚には
割と、素敵な著書がそろっていることに
気付きました。

ほとんどが、18歳~22歳の
大学時代に、師匠から
『読みなさい』と渡された本であり


珠玉の参考資料ばかり。
絶版のものもあったり
今では入手困難の本も
キラリと本棚に並んでいます。


本のエネルギーもまた
深いものです。

あの頃、理解していたと
思っていたのに、
今読むと着眼点が異なります。

特に、
愛と死の音楽
-西欧ロマン派の心-
M.ブリオン著
高波 秋 訳

は、著者がフランス人だけあり、
当時と、フランス在住の経験がある
今とでは、感じ方が完全に変わりました。


以前は、衝撃的に読み進めた記憶があるのですが、
今回は、冷静に、一行ごと、著者(訳者)の
感性を読み取り、共鳴するように身体に入ってきます。


ありがたいことだと思います。


そのとき、解らずとも
いつか解る時がくる。

そのときは、いつかわからない。


今かも。


だから、今を
懸命に生きる。



その恩恵のように、
感謝して受け取り
読んでいます。



今日も、鎌倉は雨です。